スコアは2-1。辛勝のようだが、スコア以上にレッドソックスの
強さを感じた。
先発のカート・シリングは往年の馬力は感じないが
実に丁寧なピッチング。
数年前にダイヤモンドバックスでランディ・ジョンソンとの
2枚看板の時は7戦だったらジョンソンとシリングが2回づつ投げる
から間違いなくダイヤモンドバックスだ!と誰もが思うほどの
剛球2枚看板だった。
現在はかなりのモデルチェンジをして、実に丁寧に低くコントロールを
し、精密というよりは繊細な投球でロッキーズを手玉に取った。
初回の失点は、アンラッキー。
先頭の死球は、不運としかいいようが無いよ。
ロッキーズ打線はかなり強力という触れ込みだったが、ベケット
・シリングに完全に封じ込まれた。
役者不足のような気がした。まだまだ勢いだけという感じ。
相手の3番ホリデーには4本のヒットを許したが、きれいに
打ってヒットどまりのようなバッティングだった。
レッドソックスの2番から7番あたりは誰もが強力なオーラを
放っていたのと対象的であった。
第3戦はロッキーズ本拠地だし、指名打者制を使えないハンデ
はあるが、レッドソックスが有利だろう。
岡島が2回以上投げる状態なのも心強い。
先発-岡島−パベルポンは勝利の方程式。
松坂が7回まで投げられれば、勝利は堅いだろう。
まあ、今年はレッドソックスが世界一だと予想する。